2011/08/19

なんだかんだの病気自慢




























8月11日発行の「なんだかんだの病気自慢」です。
雑誌クロワッサンの人気連載が一冊に。
私も72人のうちのひとりとして書かせていただきました。6年前の手術の顛末。

手術が成功してICUで目覚めた時、手術を自分から望んだにもかかわらず
執刀した主治医(大好きなのですが)が憎らしくなって
「よ、く、も、切ったなああぁぁぁあ(痛っ)」と心の中で、一瞬でしたが。

そして、ヒヤっとしない聴診器に感動した私に

それは医学教育の結果で、じつは触診の時も、ヒヤッとしないように手を温めろと教
えられます。
医学とは、もし自分がされるなら、ということを常に考えるにつきると言っても過言
ではありません。
医者が病気を治すのではなく、医者は、患者自身の治りたいという力をサポートする
だけのもの、外科医は自分が治したと思いがちですが、それは未熟というものです。

などなど、男前の主治医の言葉(哲学)に目からうろこがポロポロポロな入院生活で
した。しかし、そんな正しく美しいことには1行も触れず、いっぱいいっぱいだった
自分のことばっかり書いています。いつでも患者目線。あれから、おかげさまで元気
でおります。一病息災。

それにしても、71人の方々の多彩な病気自慢(?)に圧倒されます。











2011/08/14

久下貴史氏個展@銀座伊東屋

11日、今年11回目になる久下さん個展に行きました。

去年、ネコを描くきっかけになったフェデリコを亡くした久下さん、
元気がないかも、と心配しましたが、少し痩せていましたが元気でした。
フェデリコは、1992年の春から18年も生きたネコで、
親戚には、ヘミングウェイも愛した六本指の叔父ネコを持つラッキーキャット。
久下さんのNY暮らしを見守り、かけがえのない同僚でありモデルでもありました。

「フェデリコを思うと、ちょっと鼻がツンとはしますが、むしろ気持ちがほころび、
ゆるやかに、なにかに感謝したいような、そんな感じが強いようです」と久下さん。

ますます円熟味と洒脱さを増した久下さんの絵。
桁が多いので買えないと諦めていましたが、フェデリコの群像(?)の絵がとてもいい!
欲しい所有したい、というのではなく、ただずっと眺めていられたら幸せ。 
そこで、
「ねぇ、久下さんが亡くなるとき、遺言で私にあの絵を譲るって書いてね。」
と言ってみたら
「うふふ」と笑ってスルーされました。

写真は来年のカレンダー。フェデリコではありませんが香箱座りがかわいい二匹。
ネコは香箱座りで幸せの種を暖めているんだそうです。


久下さん銀座伊東屋個展は15日まで。
その後、日本中を巡回するそうです。



遅くなりましたがお土産御礼申し上げます。

美味しいお土産をいただきました。



















夏に嬉しい大好物のフルーツケーキ、と



















おばさんのハートを直撃する水羊羹と、ごはんが進むのりわさびっ!

ありがとうございます。
20代の男前お2人のありがたいお気持ち、
どんっとがっつりいただかずにおられましょうや!
(けっして、ダイエットがすすまない言い訳などではありません)

2011/08/06

名曲「夏休み」



本当は原爆投下後の広島の夏をイメージして歌っていたとは、知りませんでした。

あらためて歌詞が胸に沁みすぎる。


1945年広島の夏と
2011年被災地の夏。

2011/08/05